早春の里川、緩やかな流れの瀬尻でライズを繰り返しているヤマメ。警戒心ゼロの大きく開けた口が見えるゆっくりとした捕食を目線の片隅で確認しつつフライボックスからコンパラダン#16オリーブをセレクトしフリーノットで結束。静かに下手からストーキング・・・。頭の中で(ライズの上流2mにフライをカーブキャストで落としメンディング、フライ先行ドラグフリーで流しライズポイントでセットフック)シミュレーションしている事と自分のキャスティングスキルの差が大きい・・・・。 ティペット先行ドラグ掛かりまくりで水面は静寂のまま・・・・。 それでも3度目のトライで早春ヤマメはゆっくりと大口開けてフライを咥えてくれる。 今ではCDC全盛でコンパラダンを選ぶ回数も激減したが早春の柔らかな日差しの下で警戒心の薄いヤマメに遊んでもらうにはまだまだ面白いフライかもしれない。